アンスリウムという観葉植物を育てたことはありますか?

サトイモ科アンスリウム属に分類される植物で、光沢のある赤い花が特徴のようです。

西インド諸島から熱帯アメリカ原産の植物で日本には明治時代中期に渡り育てられるようになったそうです。

アンスリウムは、寒さに弱い植物なので日本の冬の寒さには耐えることができません。

そのため、根腐れを起こしやすく寒い時期は10℃以上の場所で育てなくてはならないので、庭に植えるのには向かず冬は室内で育てると良いそうです。

そんなアンスリウムの剪定はどうやって行うのでしょうか?

それでは今回は、アンスリウムの剪定方法や時期についてご紹介します。

観葉植物アンスリウムの切り戻し剪定方法とは!?

観葉植物 アンスリウム 剪定

切り戻し剪定ってどうして行うの?という人も居るのではないでしょうか?

切り戻し剪定を行うことで、伸びすぎた茎や枝を切ってアンスリウムの姿を整えることができます。

剪定を行う目的として、①株の大きさや形を整える、②古い枝などを減らして新芽や実、花に養分を行き届かせる、③風通しを良くして病害虫を予防することができます。

切り戻しと剪定ってどう違うの?という疑問を持つ人も居るかもしれません。

園芸では剪定のことをまとめて「切り戻し」といい、「切り戻し剪定」という事もあるそうです。

切り戻しの対象となる枝はどんなものがあるのか方法と一緒にご紹介します。

徒長枝:他の枝よりも勢いよくでた生長の早い枝のことをいい、枝ものから切ってもいいですが、アンスリウム全体の枝が少ない場合には1/3ほどの長さに切ると良いそうです。

☑ひこばえ:細い枝のことをいい、見つけたらすぐに株元から切ってしまった方が良いそうです。

☑内向枝:主茎の方へと伸びる内向枝は逆さ枝と呼ばれることもあり、アンスリウムの見た目が悪くなり、他の枝の邪魔になってしまうので株元から切ってしまいます。

☑車枝:同じ位置から何本物枝が車輪のように伸びてしまう枝のこといい。日当たりや風通しが悪くなり蒸れてしまう原因になるので、1~2本を残して全て切ります。

☑立枝、下り枝:真上や真下に向かって生えている枝のことをいい、アンスリウムの姿が悪くなってしまうので、枝元から切ってしまいます。

☑胴吹き枝:一番太い幹から生えてくる細い枝で、枝よりも上の部分が弱っているときに発生することが多いようです。胴吹き枝がでた場合には弱っている可能性があるので、こまめに観察し、枝は枝元から切ってしまいます。

☑絡み枝:交さしている枝のことでどちらかの枝を枝元から切ってしまいます。

☑平行枝:名前の通り平行に伸びている枝のことをいい、生長の邪魔になってしまうので一本だけ残して枝元から切ってしまいます。

☑ふところ枝:いずれは枯れる小枝のことで、アンスリウム全体が少ない場合には残しておいていいですが、茂っている場合には枝元から切ってしまいます。

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アンスリウムの花が咲いている時期の剪定方法とは!?

アンスリウムは基本的に形が乱れることはほとんどないので、古くなった花を根元から切るだけで良いそうです。

しかし、長い期間育てているアンスリウムは空気中に露出している根を沢山付けた茶色の茎が土からでてくるので、こうなると見た目が悪くなってしまうため仕立て直しをします。

  1. 茶色になった茎と緑色の茎の境目から5~6cm下の位置で切っていきます。
  2. 切り取ったアンスリウムから古い葉を取り除いて2~3枚だけ残しておきます。新芽がでている場合には残して、これが挿し穂になるようです。
  3. 新しい鉢を用意し、鉢底ネットを敷いてその上に鉢底石を入れます。水はけのよい土をその上から4分の1程度入れます。
  4. 新しい鉢に挿し穂を入れて土を加えてたっぷりの水を与えます。
  5. 親株は一回り大きな鉢に植え替えを行います。

アンスリウムの剪定の適切な時期はいつ!?

観葉植物 アンスリウム 剪定 時期

切り戻し剪定を行うタイミングには主に3つあるのでご紹介します。

☑花が咲き終わってから

花が咲き終わったらすぐに花の下の部分を切り落としたり、株元から花を切り落とします。

咲き終わった花も養分を吸い取ってしまうため残してしまうと新芽が大きく育たない場合があるので、咲き終わった花も切り落としていきます。

花が終わってからすぐに切り落とすことで、わき芽がでてアンスリウムのボリュームが増えます。

休眠期から目覚める前に!

一度バッサリと切って新しく育てる場合に行うと良いそうです。

株が弱っていたり古い枝が弱っている場合には次の年に上手く育たない可能性もあるので、翌年は枝を生長させるための年、翌々年に元気な花を咲かせるために一度全部切ってしまうこともあるようです。

不要な枝が育っているから

隣通しが密着しすぎていると風通しが悪くなってしまうので、アンスリウムの姿を乱す不要枝は切ってしまった方が良いそうです。

まとめ

今回は、観葉植物アンスリウムの剪定についてご紹介しました。

アンスリウムはハート型の可愛らしい姿をしていますが、剪定して整えてあげると良いそうです。

  • 剪定は①株の大きさや形を整える、②古い枝などを減らして新芽や実、花に養分を行き届かせる、③風通しを良くして病害虫を予防の3つの目的で行うそうです。
  • アンスリウムは形が大きく崩れることはありませんが、大きくなりすぎると生長の邪魔になってしまう株もでてきてしまうので、そういった場合には剪定を行います。
  • 剪定の時期は決まっておらず、花が咲き終わった後や休眠期から目覚める前、不要な枝が育ってから行うと良いそうです。

アンスリウムはハートの可愛らしい花お咲かせるので、その生長を邪魔されて姿が悪くなってしまうのは嫌ですよね!?

基本的に大きく乱れることはないアンスリウムですが、長い間育てていると大きくなりすぎて形が乱れてしまうこともあるようです。

そういった場合には剪定して形を整えてあげることをおすすめします。

生長していく上で、不要な枝がでてきてしまう可能性もあります。

その不要な枝を残してしまうと生長の邪魔になり、養分を吸い取られてしまい花が小さくなってしまったという原因にもなるので、不要枝は取り除いてあげたほうが良いようです。

美しい姿を保てるように手入れしてあげることをおすすめします。