シマトネリコは、常緑樹の中では日本でいちばんよく植えられている庭木です。

地植えにすると、10メートル以上に成長します。

しかし最近は鉢植えにして、観葉植物として楽しむことも多くなってきました。

日本では沖縄に自生しています。

「シマトネリコ」という名前は「シマ(沖縄)に生えるトネリコ」という意味だそうです。

トネリコの仲間では数少ない常緑樹です。

また木によって雌雄があるという特徴があります。

雌の木を植えた場合は、白い小さな花を初夏に咲かせます。

 「シマトネリコ」の花言葉は!?

観葉植物 シマトネリコ 育て方

シマトネリコの花言葉は「偉大」「服従」「思慮分別」「高潔」「荘厳」といったものです。

少し仰々しいイメージの言葉が続きますが、これは同じトネリコ属の木に共通しています。

言葉の由来は、巨大なセイヨウトネリコとそれが登場する北欧神話に関係しています。

北欧神話では、この世には9つの世界があって、「ユグドラシル(世界樹)」と呼ばれるセイヨウトネリコの巨木がそれらをつないでいることになっているのです。

観葉植物シマトネリコの上手な育て方をご紹介!

シマトネリコは耐陰性があるため、内に鉢植えで置くことができます。

しかし日光に十分当てた方が健康な株に育つので、できるだけ日当たりの良い場所に置くようにして下さい。

ただし、エアコンや暖房の風が直接当たるような場所は避けて下さい。

最低気温がマイナス3℃以上なら、一年中戸外で育てることも可能です。夏の暑さにも大変強いです。

水は土の表面が乾燥したらたっぷりと与えるようにして下さい。

ただし厳寒期になると株の生育が休止してしまうので、水やりの回数を減らして、土が乾いた2〜3日後にあげるようにして下さい。

水分は土を通じて根に与えるだけでなく、霧吹きを使って葉にも与えるようにして下さい。

乾燥を防ぐほかに、害虫の発生を予防するなどのメリットがあります。

シマトネリコは特に肥料は与えなくても育ちます。

しかし与えた方が、生育は早くなります。

ただし株が休眠期に入る厳冬期には、絶対に肥料を与えてはいけません。

春から秋の間だけ与えるようにします。

与える肥料は液肥を2週間に1回か、緩効性の置き肥を2か月に1回のペースで与えるようにして下さい。

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シマトネリコの増やし方!挿し木の方法とは!?

シマトネリコを増やす場合、雌の木に実った種をまくか、挿し木をするかのどちらかです。

種で増やす場合は、既に植えてある木が雌の木であることが条件です。

雌の木なら初夏に小さな花を咲かせた後で、鞘状の実ができて初秋にそれが熟します。

それを保管しておき、翌年の春(4月から5月)に種まきをします。

発芽したら苗を植木鉢で育て、さらに翌年の春に定植します。

挿し木は6月から7月に行います。シマトネリコの挿し木は活着率があまりよくないので、挿し木用の枝は多めに用意します。

長さ10センチメートルくらいの枝をよく切れるハサミで切り取り、下の方の葉は除いておき、水に1〜2時間付けた後、用土に挿して行きます。

挿し木は日光と風が直接あたらない場所で、土を乾かないように管理します。

シマトネリコの剪定の方法や時期は!?

シマトネリコの成長スピードははやく、あっという間に大きくなるので、鉢植えにしている場合、剪定は不可欠です。

葉の量が多いと風通しが悪くなります。

上にのびる枝を切ってコンパクトにまとめながら、除々にお気に入りの形に近づけるようにすると良いでしょう。

剪定は、極端に暑い時期と寒さが厳しい時期を除けば、いつでも行うことができます。

ただし雌の木を持っていてそれに花を咲かせたい場合、花が咲く初夏のころは剪定を避ける方が無難です。

シマトネリコの葉が落ちる、枯れる原因とは!?

観葉植物 シマトネリコ 育て方 枯れる

シマトネリコは一年中葉をつける常緑樹ですが、それでもさまざまな原因で、葉がぱらぱらと落ちてくることがあります。

葉が落ちる原因の大半は「寒すぎる(マイナス5℃以下)」「日照不足」「根詰まり」の、どれかです。

その他にも「水が足りない」「水をやり過ぎ」「葉を枯らす病害虫の被害」といった可能性もあります。

寒すぎるときは暖かい場所へ移動させます。日照不足なら日当たりの良い場所(リビングの窓際など)で日光浴をさせましょう。

根詰まりならひとまわり大きな鉢に植え替えます。

水やりが問題になっているのなら、量と回数を調節します。

基本は「土が乾いたらたっぷり与える」です。

病虫害が問題なら、まず原因となる害虫を退治します。

ただし病虫害の場合、周囲の環境に問題があることも多いのです。

風通しをよくするなど工夫をして、少しでもシマトネリコにとって居心地のよい環境をつくってあげるようにしましょう。

葉が落ちて丸坊主になったとしても、木が枯れていなければ再び芽が出てくる可能性もbloodあります。

枝を折って切り口を見たとき、芯が緑色ならまだチャンスがあります。

もし今が冬なら、春になるまであせらず待つようにして下さい。

猫にとってシマトネリコは大丈夫なの!?

観葉植物には、猫にとって有害な種類もあります。

ポトス・アグラオネマ・セローム・モンステラ・アイビー・ドラセナ・アボカド・ベンジャミン、そしてバラ科やユリ科の植物です。

これらの植物は、猫がうっかり食べてしまうと毒になってしまいます。

たとえこれらの中に含まれていなくても、疑わしいものだってあるのです。

シマトネリコなどのトネリコ類については残念ながらはっきりした情報がありません。

飼い猫がシマトネリコの若い葉を、むしゃむしゃ食べて平気だったという情報もあります。

その一方で、ある獣医さんが「一般にイネ科の植物以外は害があってもおかしくない」と言ったという情報もあります。

確かに猫が毛玉を吐き出すためによく食べる猫草は、イネ科の植物がほとんどです。

シマトネリコの少なくとも若い葉は、猫にとって毒ではないようです。

しかしこれはシマトリネコの葉を積極的にペットの猫に食べさせてよいことを、意味しているのではありません。

猫草以外の植物を猫が食べるとどのような反応を示すかわかりません。

その場では問題なくても後でよくない反応を示すかもしれません。

観葉植物は、安全だとわかっているもの以外はかじらせないようにするのが無難でしょう。

そしてたとえ安全だとわかっていても、せっかくの鉢植えが、ペットの猫のせいでおかしくなってしまうなら問題です。

猫にいたずらされない方法を工夫するべきでしょう。

まとめ

シマトネリコは、成長が早く、耐寒性も対暑性も優れていて、庭木にもオーケー、観葉植物として鉢に仕立てて室内に置いても大丈夫、というスグレモノです。

雌雄異性体なので雌の木と雄の木があります。雌の木の場合は初夏に白く小さな花が咲いて、その後にできた種で株を増やすこともできます。

シマトネリコの鉢植えは管理の方法も比較的簡単です。

ただし、生命力が旺盛すぎて葉の茂るスピードもはやいので、鉢植えで育てる場合にはこまめな手入れも必要とします。