観葉植物の世界でフェニックスと呼ばれているものは、フェニックス・ロベレニーという品種です。

日本ではシンノウヤシという名前でも知られています。

フェニックス・ロベレニーはラオス原産で、ヤシ科の中では小ぶりな品種です。

そのため以下の文では、フェニックスといえば、すべてフェニックス・ロベレニーのことを意味しています。

観葉植物フェニックスの風水で見る効果とは!?

観葉植物 フェニックス 育て方

フェニックスを風水的に見ると、シャープな葉はやる気を高め、上向きに葉が成長する姿は、人を元気にする力があります。

部屋の隅に置くと気の停滞を防いでくれる効果もあります。

しかもフェニックスをリビングに置くと、金運が上がる効果を持っているとされています。

風水では大きな観葉植物を部屋に置くと「悪い気を吸って、良い気を運んでくれる」効果があるとされており、その面からも、フェニックスを置くのは良いことだと思われます。

観葉植物フェニックスの平均価格はいくら?

フェニックスは流通量がとても多いため、2メートル以上の大型サイズでも2万円程度で手に入ります。

中型サイズなら園芸店やホームセンター、通販サイトなどで1千円くらいのものを入手することも可能です。

観葉植物フェニックスの上手な育て方とは!?

フェニックスを元気に育てるための方法は、成長期である春から秋と、休眠状態になる冬では異なることに、気をつけて下さい。

フェニックスは耐陰性があるため、室内の薄暗い場所でも育てられます。

しかし本来のフェニックスは日光が大好きです。

春から秋の間は、戸外で育てる方がよく成長します。

室内なら、できるだけ窓際などの明るい場所に置きましょう。

フェニックスは地植えにしても大丈夫です。

耐寒性が強く、外気が0℃でも大丈夫です。

しかし霜が降りる地域では、戸外での冬越しは難しいでしょう。

そのような地域では鉢植えにして、冬は室内に取り込むやり方が無難です。

フェニックスの水やりは、春と秋は土が乾いていたら水をあげる、というペースでオーケーです。

しかし夏はとても水を欲しがります。

受け皿に水を貯めていても吸い上げてなくなるくらいです。

その一方、株が休眠状態に入る冬には、水をほとんど吸い上げなくなるので、水やり は乾燥してから数日たってから行うぐらいでちょうどよいです。

またフェニックスは葉からも水を吸収するため、霧吹きで水をかけてやると、活き活きと育ちます。

フェニックスを元気に育てるには、肥料はとても大切です。

春から秋の間は、2週間に1回程度液肥を与えると、大きく育ってくれます。

化成肥料や有機質肥料を与える場合には2ヶ月に1回で十分です。

一方、冬のフェニックスは休眠中なので、肥料は必要ありません。

与えると根に負担がかかりって、株を弱らせる可能性さえあります。

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フェニックスの植え替え方法や時期は?

フェニックスは成長がはやく、すぐ根詰まりを起こすので、できれば毎年植え替えを行って下さい。

最低でも2年に1回は植え替えを行う必要があります。

植え替えの時期は、5月から6月です。

原則としてひとまわり大きい鉢に植え替えます。

どうしても同じサイズの鉢に植え直したいときは、鉢から株を引き抜いたときに、古い根を3分の1くらいまで思い切ってカットします。

同じ鉢に植え治す場合でも、土(市販の「観葉植物の土」でよい)だけは新しいものに入れ替えて下さい。

植え替えが終わったら、たっぷり水をやって、その後半月ぐらいは日陰で管理します。

植え替えはフェニックスにとってストレスになるので、しばらく肥料は与えないようにしましょう。

フェニックスの剪定方法とは?

フェニックスが成長して新しい葉が出てくるにつれて樹形が乱れてしまうので、剪定を行いましょう。

古い葉は付け根から切り落としても大丈夫です。

冬越しで衰弱した葉や、ボリュームを落としたい部分もカットすると、美しい樹形を保てます。

剪定後の株は、半月の間日陰で管理します。

肥料をしばらく与えないのは、植え替えの際と同じです。

フェニックスがかかりやすい病気とは!?

観葉植物 フェニックス 育て方 病気

フェニックスがかかりやすい病気は特にありませんが、葉の裏にハダニ、葉の付け根にカイガラムシが住みつきやすいので、注意して下さい。

害虫をそのままにしておくと、あっという間に栄養を吸われて、葉が黄色く変色してしまいます。見つけ次第駆除しなければなりません。

ハダニの駆除のためには殺虫剤を使います、株全体を水で洗い流す方法もあります。

カイガラムシの場合は、ブラシなどでこすり落とす方法が最も確実です。

害虫の予防のために、霧吹きでこまめに葉に水をかけるのを忘れないようにしましょう。

ハダニやカイガラムシは乾燥した環境を好むからです。

フェニックスの葉が枯れた時の対策法は?

フェニックスの葉が枯れてしまう原因はいくつかあります。

日照不足、水枯れ、根腐れ、生育環境が急に悪化した、などがあげられます。

まず枯れた葉を、根元から切り落として下さい。

フェニックスを室内で管理したい場合は、できるだけ日光の当たるところに置きます。

そして2~3日に一度は鉢をまわして、太陽に当たる面を変えてください。

4月中旬から10月までは、できれば屋外で管理したほうが良いのですが。

次は水枯れ対策です。十分に成長したフェニックスの根は鉢の中でパンパンになっているはずです。

水を与えても、土の中心まで水がいきわたらない可能性が高いのです。

幹の根元から10センチメートル以上離れたところに、菜箸の長いものなどを使って鉢底まで数か所、穴を空けて下さい。

そうすると水の通り道ができます。

たとえ定期的に水を与えていても、木が吸い上げる水は、半端な量ではありません。

特に真夏のフェニックスは大量に水を欲しがります。

受け皿に染み出るまで十分に水をあげないと水不足になって元気がなくなります。

逆に水を与えすぎてもいけません。

土の表面が乾いていない状態で水を与え続けると、根腐れを起こして、葉にまず症状が現れます。

最後に、害虫が葉の裏に寄生していないか、チェックしてみる必要もあります。

まとめ

フェニックスは、春から秋の成長期と、冬の休眠期では、世話のやり方が異なります。

季節ごとに管理にメリハリをつける必要があります。

上手に育てれば、置いた場所を南国のように演出してくれます。

最後に覚えてくべきこととして、フェニックスのような単幹(上部から根元まで1本の幹になっている木のこと)のヤシは、葉が全て枯れて頂芽(先端にある芽)をだめにしてしまうと、もう再生することはないということです。

他の観葉植物と同じように、切り戻しをして脇芽を出させるという手段は取れないので、その点は要注意です。