ゴムの木は、白い樹液がゴムの原料になる植物です。

主に熱帯地方に分布していて、観葉植物としても多くの品種が流通しています。

ゴムの木は光沢のある楕円形の葉が特徴です。

クワ科イチジク属に属していて、ブラジル、インド、マレー半島が原産地です。

育て方は簡単です。

ただし原産地が高温多湿なので、寒さにはそれほど強くありません。

観葉植物ゴムの木の花言葉は何!?

観葉植物 ゴムの木 育て方

ゴムの木の花言葉は「永久の幸せ」というものです。

この花言葉は、ゴムの木の強い生命力に由来しています。

ゴムの木の種類はどれくらいあるの!?

ゴムの木の種類はとても多く、800種以上あるといわれています。

園芸店の店先でおなじみのベンジャミンやガジュマル、インテリア雑誌でたびたび取り上げられるウンベラータもゴムの木の仲間です。

ここでは代表的なゴムの木の種類を、いくつか紹介します。

インドゴムノキ:観賞用ゴムの木の代表格にあたるのがインドゴムノキです。ずんぐりとした丸みのある葉が特徴で、原産地は北西インド。

昔から人気があります。

デコラゴムノキ:最もポピュラーな鑑賞用のゴムの木です。肉厚で深い緑色の葉が特徴です。生育が旺盛で、どんどん新芽が出てきます。

デコラ・トリコロール:デコラゴムノキをもとに生まれた品種です。葉の中心が緑で周囲は灰色がかっていて、外側に乳白色の模様があります。

ウンベラータ:大きなハート型の葉が魅力的なウンベラータは、おしゃれな観葉植物の代表格です。熱帯アフリカ原産で寒さに少し弱く、10℃を以下になると葉を落とし始めます。気温が上がり始めると、次々と新芽が出てきます。

カシワバゴムノキ:葉の形がカシワの葉に似ていることから、この名前がつけられました。大きく波打つ濃緑色の葉が特徴です。日本国内より欧米の方で人気が高い品種です。

フランスゴムノキ:小ぶりで丸みを帯びた葉がかわいらしい品種です。名前にフランスとついているのでフランス産のゴムの木と誤解されがちですが、そうではありません。フランス人の植物学者が発見したことが、この名前の由来です。

アルテシーマ・バリエガタ:黄色と若緑色のコントラストが鮮やかな品種です。園芸店などでは「アルテシーマ」の名前で流通しています。

ショウナンゴムノキ:細長い葉が涼しげな印象を与えてくれる、アジアっぽい雰囲気の観葉植物です。耐陰性があるため少し暗い場所でも栽培することができます。

バーガンディ:クロゴム、アビジャン、ロブスタとも呼ばれています。大きく肉厚で深い緑色の葉は、赤ワインのような色を帯びています。ちなみに品種名のバーガンディには「ブルゴーニュ産の赤ワイン」の意味があるそうです。

ベンガレンシス:ベンガルボダイジュやベンガルゴムノキとも呼ばれています。楕円形の葉に入る美しい葉脈が特徴の品種です。

観葉植物ゴムの木の上手な育て方とは!?

日当たりのよい場所を好むゴムの木は、観葉植物のなかでも育てやすい植物です。

5℃以上あれば戸外でも育てることが可能です。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

春から秋にかけての成長期には液体肥料も10日に1回程度のペースで与えて下さい。

肥料不足になると、葉のツヤが悪くなったり、成長が止まったりしがちです。

真夏に極端な高温になった場合、屋外に置いてある株は日陰に移動して下さい。

冬になって気温が15℃以下になった場合には、室内に入れるか、温室などに株を移すようにしましょう。

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ゴムの木の剪定方法や時期はいつがベスト?

葉が茂りすぎたり、枝が伸びすぎて樹形が乱れたりするようになったら、ゴムの木の剪定時期です。

剪定は春先か初夏、あるいは秋のはじめに行います。

真夏の暑い時期や真冬の寒い時期に剪定をすると株が弱るので、できるだけ避けて下さい。

ゴムの木の剪定は簡単で、好きな場所をハサミで切るだけです。

ただし切り口からしみ出てくる白い樹液には注意して下さい。

体質によってはかぶれてしまうことがあります。

そのため選定の際には、ゴム手袋や園芸用グローブを着けるようにして下さい。

万が一樹液に触れてしまったら、すぐに流水で良く洗い流すのを忘れないで下さい。

ゴムの木の挿し木で増やす方法は!?

観葉植物 ゴムの木 育て方 挿し木

ゴムの木を挿し木で増やすのなら、5月から6月が最適です。

必要に応じて枝を切り取るのもよいですが、剪定で切り落とした枝を際利用するのも良いアイデアです。

まず、枝を10センチメートルから15センチメートルの長さにカットします。

切り口は斜めに切り落として、出てくる樹液を水で洗い流してしまいます。

枝の先端の葉も2〜3枚だけ残して、他は切り落としてしまいます。

葉の切り口からも樹液が出てくるので、注意して下さい。

あらかじめ平鉢に小粒の赤玉土を入れておきます。

そこに割り箸などで穴を空けて枝を挿し、風の当たらない半日陰で、土が乾ききってしまわない状態で管理します。

1〜2か月たって新芽が伸びて、新しい葉が2〜4枚付いたら、鉢や地面に植え替えて下さい。

ゴムの木の寄せ植え方法は?

数種類の観葉植物を一つの鉢に植える寄せ植えは、ひとつの大きな鉢の中で、数種類の観葉植物を同時に育てなければいけません。

そのとき、たとえば水をあまり与えてはいけない植物と、たっぷりの水が必要な植物を一緒に育てると、一方の植物がすぐに弱ってしまいます。

できるだけ植物の特性を統一するようにすると、きれいな寄せ植えを、長期間維持することができます。

観葉植物は植え付けた後、上に伸びたり、横に広がったり、下に垂れ下がったりしながら成長します。

今後どう成長して行くかを想像しながら配置を考えて、寄せ植えを作るようにします。

ネット上や雑誌に掲載してある寄せ植えの写真を見て参考にするのも良いでしょう。

植え替えの時期や鉢の大きさも考える必要があります。

植え付けの時期は、5月中旬から9月中旬がよいといわれています。

鉢の大きさは植えるものよりひとまわり大きなサイズを用意しましょう。土は市販の「観葉植物の土」でかまいません。

ゴムの木が枯れる・元気がない時の対策法は?

ゴムの木は育てやすいことで人気になっていますが、枯らせてしまうことも意外に多いようです。

観葉植物入門には最適なはずのゴムの木なのに、どうしてなのでしょうか?

まず考えられるのは水不足か逆に水のやり過ぎになっていないかということ、次に考えられるのは置き場所の問題です。

春から秋にかけては、冬の厳しい時期にそなえて十分に日光を浴びさせておくべきです。

しかし真夏に直射日光があたったり、強い西日があたったりする場所は避けなければなりません。

ゴムの木は寒さに弱いだけでなく、意外なことに、暑すぎる気候は決して好きではありません。

日光に当たるのは大好きですが、高温は好きではないようです。

部屋の中に置いてあるのだったら、部屋を一日中閉め切っていて株が蒸れた状態になっていないか、逆に冷房の風が直接当たる場所に置いていないか、などを確認して下さい。

何年間も植え替えをしていないのなら、根詰まりの可能性があります。

そのときはひとまわり大きな鉢への植え替えを行います。

どうしても調子が回復しそうになかったら、最後の手段として株の更新を試みます。

思い切って切り戻しを試みるのもよいでしょう。

元気そうな枝が残っていたらその部分で挿し木を試みるのも、良い考えです。

まとめ

ゴムの木は丈夫で育てやすく、種類も豊富で、初心者にもやさしい観葉植物だといわれています。

しかし日光と暑すぎず寒すぎずの環境が好みで、少し気難しいところもあります。

また余分な枝を切る剪定の際などに切り口から出る、ゴムの木の白い樹液には気を付けて下さい。