ガジュマルは成長のスピードがはやい木です。

自然の環境の中で育っていくと、高さが20メートルぐらいまで大きくなってしまいます。

しかし現代の私たちの生活の中で、高さ20メートルのガジュマルは手に負えません。

私たちの生活では部屋の中でも戸外でも、ガジュマルを植えることのできるスペース、植えることのできる鉢の大きさは限られています。

そのため定期的に剪定作業を行って、ガジュマルの木の大きさを一定に保つことが不可欠になります。

ここではガジュマルの剪定の方法、特に枝が伸びすぎたときに行う切り戻し剪定と株が徒長してしまったなどの理由でリフレッシュしたいときに行う丸坊主剪定について、説明をします。

ガジュマルの剪定の方法を紹介!

ガジュマル 剪定 方法

ガジュマルの枝は、伸びすぎたときに剪定を行う必要があります。

そうしないと、葉に日光が届かなくなって病害虫の発生につながったり、下から次々と芽吹く新芽の成長を妨害したりします。

もちろん枝を伸ばすままで放置していると、ガジュマルの樹形が乱れてしまうので、形を修正する必要もでてきます。

葉が黄色く変色している枝、すっかり枯れてしまった枝も、株のリフレッシュを図るため切り落としてしまいます。

ガジュマルの特徴のひとつに、気根があります。

気根は空気中の水分を吸収するため幹の途中からガジュマルが出している細い根です。

地面に接触すると太くなって、ガジュマルを支える支柱の役割を果たすようになります。

水やりをきちんと行って、葉水をきちんと与えているならば、気根の果たす役割はそれほど大きくありません。

したがって剪定のときに、地面に届いてガジュマルを支える役割を果たしている気根はそのまま残しておくべきですが、まだ地面に届いていない気根は切り取っても残しておいてもかまいません。

好み次第です。

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伸びすぎた時の切り戻し剪定の方法は!?

「切り戻し剪定」とは伸びすぎた枝や不要な枝を切り落として、枝が短く収まりのよい状態に戻すために行う剪定のことです。

ガジュマルの切り戻し剪定は、春から秋の成長期なら、いつでも行うことができます。

ガジュマルは生育旺盛なので、剪定から2週間ぐらい経つと、新しい芽が芽吹きはじめます。

大胆に切り戻しを行っても、特に問題は起こりません。

切り戻し剪定の際には、完成したときのイメージを頭に描きながら切り戻すようにします。

太い枝を切るときには抵抗感を感じるかもしれませんが、思い切ってばっさりと切り落としてしまいましょう。

真上に伸びる枝や勢い良く伸びる枝は、ガジュマルの樹形を崩す原因になるので、思い切って切り落としてしまっても、だいじょうぶです。

重なっている枝や内側に向かって伸びている枝も、内部の風通しを悪くするので切り落としてしまいます。

鉢の生え際から枝が伸びている場合も切ってしまいます。

枯れた枝ももちろん、根元から切り落としてしまうことを忘れてはいけません。

枝の切り口からにじみ出る白い液体は、濡れティッシュなどでぬぐきれいにします。

その上で切り口に、病気や害虫から守るための癒合剤を塗っておけば、より安心です。

ひょろひょろになった時の丸坊主の剪定の方法は!?

日光が足りない場所に置いたなどの理由で、ガジュマルがひょろひょろの元気のない株に育ってしまったときは、思い切って株全体を丸坊主にすることで、株の成長をリセットすることが可能です。

この剪定のことを「丸坊主剪定」と呼びます。

丸坊主剪定といえども、ガジュマルの下のぷっくりと膨らんだ部分、あるいは同じ感じで太く育った幹の部分は、絶対に切ってはいけません。

この部分にはガジュマルの水分や栄養分のメインの通路となる部分が通っているからです。

丸坊主剪定とは、園芸用ハサミや太い剪定バサミで、この膨れた太い幹より上の枝を全部切り落として、丸坊主にしてしまうものです。

少々荒っぽいと感じるかもしれませんがガジュマルにとっては問題ありません。

丸坊主剪定を行った後も、切り取った枝からにじみ出した白い液を濡れティッシュでていねいに拭き取って、切り口の保護のために、可能なら癒合剤を塗っておきます。

ガジュマルの丸坊主剪定は、必ず春の成長期(4月から6月ごろ)に行います。

丸坊主にしてしまうことには不安がつきまとうかもしれません。

しかし剪定時期さえ間違わなければ大丈夫です。

ガジュマルが活発に成長する時期なので、剪定後2週間から1か月ほど立つと、ガジュマルは新芽を元気に芽吹かせます。

そしてその後日光によく当てることで、再びどんどん成長してくれて、がっしりとした姿に変化して行きます。

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ガジュマルの剪定の時期はいつがいい!?

ガジュマル 剪定 方法 時期

ガジュマルの剪定は春から初夏にかけて行うと良いようです。

この期間はガジュマルの成長期の前半に当たります。

剪定を行うと、ガジュマルの株は大かれ少なかれダメージを負うことになります。

しかし夏から秋の成長期が残っていると、ダメージを十分に回復し、さらに成長を続けることができるからです。

ただし、伸びすぎた枝をほんの少しだけカットするくらいの軽い剪定なら、いつ気軽に行ってもよいでしょう、

ガジュマルの剪定後の管理方法は!?

剪定が終わったガジュマルは、ダメージを受けているため、1週間ほど半日陰に置いて養生させます。

ガジュマルを剪定した後は、水は控え目に与えます。

葉から蒸散される水分が少なくなる(丸坊主剪定の場合は完全になくなる)ため、水分の必要性が少し減るからです。

剪定前と同じペースで水を与えると、むしろ根腐れを起こす危険性があるので、注意が必要です。

まとめ

ガジュマルの剪定について、特に最も一般的な切り戻し剪定と、徒長した株を完全にリセットするために行う丸坊主剪定について、説明しました。

このほかにも、気になる部分だけを簡単に切りそろえるごく軽い剪定を行うことがあります。

この場合はガジュマルのダメージもそれほど大きくないので、気がつく都度行ってもかまいません。

ただしあまりやりすぎないようにしましょう。

なお、剪定の際出るたくさんの切り落とした枝の中から元気な枝を選んで、挿し木にして株を増やすこともできます。

興味のある人は是非挑戦して下さい。

ガジュマルの枝を切り落としたときには、切り口から白い液体がにじみ出てきます。

この液体が手につくと手が荒れたり、アレルギー反応を起こしたりする人もいるようです。

そのような人は、作業をするときは必ず手袋をする必要があります。

注意してください。