「ガジュマルはじょうぶで育てやすい」とよくいわれますが、それでも枯れるときは枯れるものです。

ここでは、ガジュマルが枯れそうになる原因と、そのようなときに取るべき対策について説明することにします。

ガジュマルが枯れた原因とは!?

ガジュマル 枯れた 原因

ガジュマルが枯れる場合、次の原因によることが多いです。

  • 水のやりすぎで根腐れを起こした
  • ガジュマルの置き場所が悪い
  • 直射日光による葉焼け
  • 鉢が小さく根詰まりを起こした
  • ガジュマルにとって気温が低すぎる(5℃以下)
  • 害虫

これらのひとつひとつにどのように対応したら、ガジュマルが枯れるのを防ぐことができるでしょうか?

ガジュマルが枯れた時の対処法について

【根腐れへの対処法】

鉢からガジュマルを引抜いて、腐った根をカットして赤玉土に植え直します。

根をカットした量に見合うだけの枝葉も剪定し、その中の元気な枝を選んで保険をかける意味もかねて挿し木をしておきます。

【置き場所への対処法】

屋内であれ屋外であれ、風通しの良い明るい日陰に鉢を移動させるようにします。

【葉焼けへの対処法】

残念ながら葉焼けを起こした葉は復活することはありません。

直射日光が当たらず風通しの良い場所へガジュマルの鉢を移動して、養生を試みてください。

【根詰まりへの対処法】

現在のサイズよりひとまわり大きな鉢に植え替えます。

そのときに土も新しいものに入れ替えるようにします。

ただし冬に根詰まりに気づいた場合、根詰まりの程度がひどくなければ春まで待って植え替えた方が良いでしょう。

【低温への対処法】

ガジュマルの鉢を屋外から屋内の暖かい場所へと移動させます。

【病害虫への対処法】

ハダニやカイガラムシなどの害虫に気がついたら、見つけ次第退治します。

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ガジュマルの葉が枯れる時の対処法とは!?

ガジュマルの葉が枯れ落ちはじめたら、葉の状態を確認します。

葉の状態の微妙な違いによって対処法が異なってきます。

ガジュマルの葉が力なくたれていたら、根腐れか日照不足の可能性があります。

根腐れが原因だとしたら水の与えすぎが原因です。

この場合、株の根元が湿気を含んでやわらかくなっていることが多いです。

ガジュマルが根腐れを起こしていると気がついたら、1か月間水を与えるのを中止してみます。

根腐れがひどくない場合は、これで大丈夫です。

根腐れがひどい場合には、この程度ではすみません。

ガジュマルを鉢から抜いて、根腐れを起こしている部分を取り除いて新しい土に植え直します。

もしガジュマルの幹の下が腐りはじめていたら、植え直しでも復活は無理かもしれません。

その場合はまだ元気な枝を何本か切り落とし、挿し木を試してみましょう。

一方、日照不足の場合にはガジュマルをもっと日光に当てなければなりません。

ガジュマルはもともと太陽が大好きな植物だからです。

しかしそれまで薄暗い場所で過ごしていたガジュマルをいきなり直射日光にさらすのは、刺激が強すぎます。

最初は半日陰に移動するところからスタートして、少しずつ日光に慣らします。

ガジュマルの葉がバリバリに乾燥している場合には、水不足が原因です。

この場合は、水をたっぷりと与えさえすれば、ガジュマルはほぼ完全に復活します。

鉢土に水を与えるだけでなく、葉水も十分に与えるのを忘れないでください。

ガジュマルの葉がベタベタしている場合は、害虫、特にカイガラムシの被害を疑ってください。

ガジュマルの枝や葉の裏に白や茶色の点が目立つようなら、カイガラムシが寄生しています。

対策は、当然のことですが、カイガラムシを駆除することです。

ガジュマルの葉が黒くなった場合は「葉焼け」を起こした可能性が高いです。

ガジュマルの鉢を真夏の直射日光のもとに出していたとしたら、「葉焼け」と考えて間違いありません。

一度葉焼けを起こした葉が元に戻ることはありません。

しかし半日陰に移して半月から1か月の間慎重に管理を続ければ、新しい元気な葉が生えて株が復活する可能性があります。

ガジュマルの葉が黄色く変色した場合「寒さ」か「肥料の与えすぎ」のどちらかとみなして差しつかえありません。

寒さの原因は、真冬に屋外へガジュマルの鉢を放置したためです。

ガジュマルは低温に弱く、5℃以下になると枯れてしまいます。

対策は、ガジュマルの鉢を室内の暖かい場所へ取り込むことです。

ガジュマルはじょうぶなので、暖かいところで養生すれば、春になると新芽が芽吹いて復活する可能性が大きいです。

肥料の与えすぎに心当たりのある場合、思い切って1か月の間、置き肥も液肥も一切止めてみましょう。

このとき植え替えなど、土を交換する必要はまったくありません。

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根元が枯れる時の対処法とは!?

ガジュマル 枯れた 原因 根元

根元が枯れてブヨブヨになっている場合、ひどい根腐れを起こしていると考えられます。

この場合、まずガジュマルを鉢から取り出して、根腐れしている部分をすべて取り除いてしまいます。

そしてきれいに洗浄したあと可能ならメネデール希釈液(活力剤の一種)を吸わせて、新しい土に植え替えをします。

このとき株の上部もある程度剪定しておくようにします。

剪定で切り取った枝は、万が一の保険を兼ねて挿し木にすると良いでしょう。

根だけでなく、幹の根元の部分も枯れてブヨブヨになっている場合には、その部分を切り落として新しい幹が育つのを促します。

新芽が枯れる時の対処法とは!?

ガジュマルに新芽が芽吹いても、すぐに枯れてしまっては困ります。

この場合、原因の可能性はいろいろです。

ガジュマルに環境異変が起こったことは間違いなさそうです。

ガジュマルが何かの病気にかかっている場合に備えて、殺菌剤で消毒をするようにしましょう。

土に問題があると考えられる場合は、新しい清潔な土に入れ替えてみるのもよいかもしれません。

植え替えをするのなら、根の状態をチェックしましょう。

根が鉢の中に一杯になっている場合には、鉢の方をひとまわり大きいものにしてみる必要があります。

しかし一番確認が必要なのは、ガジュマルの置かれている環境です。

新芽がなかなか出ない場合や、新芽が出てもすぐ枯れてしまう場合にはガジュマルの生育環境を見直してください。

できるだけ居心地を良くしてやって、様子を見守るようにしましょう。

ガジュマルの季節ごとで見る枯れる原因と対処法は!?

ガジュマルが枯れやすいのは夏と冬です。

気候が良くて、成長期にある春や秋は枯れる心配はあまりありません。

しかし気候の厳しい夏や冬には、管理のやり方を少し間違っただけで、大切なガジュマルが枯れてしまう可能性があります。

夏の時期に枯れる原因と対策は?

南国原産のガジュマルは、本来夏に強い植物です。

しかし屋外の気温が40℃を越えるような異常気象の夏には、日陰の涼しい場所に移動させるべきです。

高すぎる気温だけでなく直射日光も避けてください。

太陽が大好きなガジュマルですが、夏の直射日光は刺激が強すぎて葉焼けを引き起こす原因になります。

寒冷紗を使って、30パーセントから50パーセントの遮光を行うと、ガジュマルの葉焼けが防止できます。

水やりの時間帯も大切です。

日中の暑い時間に水を与えると、水が植木鉢の中でお湯になってガジュマルの根を痛めます。

水やりは早朝の時間帯か、夕方に行うようにします。

冬の時期に枯れる原因と対策は?

ガジュマルが冬に枯れるとしたら、寒さが原因です。

ガジュマルは寒さに弱く、気温が5℃になると枯れ始めます。

冬が近くなってガジュマルの葉が黄色く変色するのは、寒さが原因のことが多いです。

気温が10℃になったら室内に入れて、できるだけ日当たりのよい場所にガジュマルの鉢を置きます。

まとめ

ガジュマルが枯れそうになる原因やその対策について、葉の変化を中心に説明しました。

ガジュマルが枯れる原因は一見さまざまな理由に分かれていて複雑に感じられます。

しかし実はいくつかのパターンに分かれているだけで、他の観葉植物とも共通する部分も多いのです。