ガジュマルは本来、肥料を与えなくても元気に育つ植物です。

肥料を与えないで育てても、それが原因で枯れることはありません。

しかし上手に肥料を与えると、株が充実して、成長のスピードがはやくなります。

ガジュマルの肥料の正しい与え方は!?

ガジュマル 育て方 肥料

ガジュマルに与える肥料は、ゆっくりと効果を示す緩効性の置き肥を使うようにするか、手軽に使える液体肥料を定期的に与えるのがベストです。

液体肥料は使用説明書を呼んで、必ず適切な倍率に希釈して使うようにして下さい。

ガジュマルはあまり肥料を必要としない植物なので、養分は控え目で十分です。

しかし土からの養分が全く期待できないハイドロカルチャーでガジュマルを育てている場合に限っていえば、定期的に液体肥料を与えることが不可欠になります。

肥料の与えすぎはいけません。

高濃度の肥料をうっかり与えてしまうと「肥料焼け」(後述)を起こしてしまいます。

仮にそこまでひどくならなくても液体肥料を過剰に与えると、枝や葉が伸びすぎる傾向があらわれます。

肥料を与える時期はいつがいい?

ガジュマルに肥料を与えてよいのは、春から秋にかけての成長期だけです。

冬になって寒くなると、ガジュマルは成長が止まって休眠期にはいっているので、肥料は絶対に与えてはいけません。

もし与えたとしても返って株の負担になって、根を痛めてしまうだけです。

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肥料を与える頻度は!?

ガジュマルに肥料を与える頻度は、春夏秋冬の季節それぞれで異なります。

春は芽生えの季節です。

土の上に置く緩効性の化成肥料を3か月に1回程度与えます。

春先はガジュマルも、成長のため大量の養分を必要としているので、肥料をしっかりと与えてもかまいません。

新芽が芽吹いて成長期に入ったと実感できるようになったら、1か月に1回程度を目安に水やりも兼ねて適切な濃度に希釈した液体肥料を与えようにします。

ただし液肥は与えすぎにならないように十分に注意する必要があります。

夏は熱帯生まれのガジュマルにとって、生育が活発になる時期です。

春と同じように緩効性の置き肥を与え、液体肥料も2週間に1回の頻度で与えるようにします。

秋もまだまだガジュマルは成長を続けます。

しかし季節は冬に向かっています。

秋の始めには置き肥を続けて与えてかまいません。

しかし、気温が下がって成長が止まりつつあるなと感じたら、置き肥を取り除きます。

液体肥料は、秋が深まるにつれて1か月に1回から2か月に1回へと与える頻度を減らすようにします。

冬のガジュマルは休眠期にはいって成長が止まり、活動が極端に鈍くなります。

したがって置き肥も液体肥料も与える必要は全くありません。

ガジュマルに肥料をやりすぎた場合どうなるの!?

ガジュマルに肥料を与えすぎると、栄養過多で「肥料焼け」を起こしてしまう危険があります。

ガジュマルは肥料なしでも十分に成長するほどたくましいので肥料のやりすぎは逆に要注意なのです。

「肥料焼け」とは、根から吸収する肥料の濃度が高くなりすぎて肝心の水分を根が吸えなくなって、植物そのものが傷んでしまうことです。

ガジュマルが肥料焼けを起こすと葉が黄色に変色します。

肥料を吸収することになる根の部分が根腐れを起こして、株全体の元気がなくなったりします。

(ただし葉が黄色くなる場合には、寒さのために変色する・根腐れ・虫の被害など、他のことが原因の場合もあり得るので、すべて肥料のせいだと決めつけないようにしてください。)

「ひょっとして肥料焼けかも?」という状態なら、とりあえず肥料を与えるのを一切止めて様子をみてみましょう。

止めて1か月ほどで元気になったら、間違いなく肥料の与えすぎです。

確実に肥料焼けが疑われるほど高濃度の液体肥料を与えてしまったのなら、応急措置としてまず3日間朝たっぷりと水を与えて、土の過剰な肥料分を流し出してしまいます。

このときガジュマルの鉢は、余計なストレスを避けるため半日陰で管理するようにします。

この場合ももちろん、追加の肥料は一切与えてはいけません。

これらの措置でガジュマルが元気になったとしたら、やはり肥料の与えすぎが原因だったと判断できます。

この場合肥料を与えるのを再開するのは、翌年の春からにします。

しかしそのときは再び調子がおかしくならないように、控え目に与えるように気をつけるのは当然のことです。

なお、肥料に関するトラブルで、土を入れ替える替える必要は全くありません。

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ガジュマルに与える肥料の種類は何がいいの?

ガジュマル 育て方 肥料 種類

肥料は有機肥料と化成肥料の2種類に大別できますが、ガジュマルのような観葉植物に与えてよいのは化成肥料の方です。

有機肥料を与えてもガジュマルの成長に影響があるわけではありませんが、コバエなどの虫が発生したりするなどデメリットがいろいろあります。

有機肥料は、室内での栽培が想定される観葉植物に使うのには、向いていません。

それでは化成肥料ならなんでも良いのかというと、そういうわけにもいけません。

肥料はNPKの3つの成分が組み合わさって植物の養分となります。

最初の「N(窒素)」は葉の成長を促進する成分、真ん中の「P(リン酸)」は花が咲いたり実がなったりするのをサポートする成分、最後の「K(カリウム)」は茎や根の成長を促進する成分です。

NPKの3成分の比率は肥料のつくられた目的によって異なっています。

そしてガジュマルのような観葉植物の場合、NとPとK の3要素がほぼ同じ割合で含まれている肥料を使うことが最も望ましいとされています。

なぜなら3要素のバランスがよいと、ガジュマルがバランス良く成長してくれるからです。

どんな肥料にも、必ずこのNPKのバランスは表示されています。

緩効性の固形肥料を求める場合も即効性のある液体肥料を求める場合であってもこの3成分のバランスができるだけひと等しい製品を調べて、購入するようにしましょう。

まとめ

ガジュマルには緩効性の固形肥料と、即効性の液体肥料を組み合わせて与えます。

特に液体肥料は定められた希釈度を絶対に守るようにしましょう。

季節ごとに肥料の与え方が異なるので、与え方は慎重にしなければなりません。

肥料を購入する際には、N(窒素)・P(リン酸)・K(カリウム)の3要素のバランスができるだけ等しい製品を選んで、購入するようにして下さい。