ガジュマルを室内で育てているのだったら、ハイドロカルチャーに挑戦してみましょう。

ハイドロカルチャーなら土を使わないので衛生的だし、どこに飾っても素敵なインテリアグリーンが手に入ります。

ガジュマルをハイドロカルチャーに植え替える方法は!?

ガジュマル ハイドロカルチャー 植え替え

まず、それまで土に植えられていたガジュマルを植木鉢から引抜いて根に付着している土を残らず取り除きます。

鉢からガジュマルを取り出すとき、枝が多すぎて取り出しづらいなら枝をいくらか切り落としてもかまいません。

土を取り除くときは、水を使ってていねいに洗って完全に取り除くようにして下さい。

ガジュマルの根は細く互いに絡まりあっているので、土を取り除くのはむずかしいかもしれません。

その場合は、シャワーの水圧を利用すると、根を痛めずきれいに土を落とすことができます。

次にハイドロカルチャー用の容器を準備します。

穴が空いていない容器ならどんなものでもかまいません。

お気に入りの容器でインテリアを引き立てることを考えてじっくりと考えて下さい。

特に「これ」という容器がない場合、ガラスの広口ビンなど透明な容器を使えば、中の様子を確認できるのでおすすめです。

不透明な容器を使うときは、容器の大きさに見合った水位計もあわせて準備しておくと、水やりのタイミングを確認するのに便利です。

容器の底には、根腐れ防止剤(ゼオライトやミリオンA など)を底に敷きつめ、その上に、ハイドロボールを全体の3分の1くらい入れて土台にします。

いろいろなサイズのハイドロボールが売られていますがが、水はけのよい大きめのサイズを選んで下さい。

その上に土を完全に落としたガジュマルの根を広げて乗せます。

ガジュマルの見栄えがよくなるような角度をいろいろ考えます。

位置が決まったら、残りのハイドロボールをガジュマルのまわりに敷き詰めて固定します。

最後にハイドロボールの5分の1くらいの高さまで水を入れて完成です。

不透明な容器を使った場合は、水位計を底につくまでしっかり立てておくと水の高さが確認しやすくなります。

スポンサードリンク

ガジュマルのハイドロカルチャーでの育て方とは?

土からハイドロカルチャーに植え替えたばかりのガジュマルは、完成から一週間くらいは日光の当たらない場所で養生させます。

どんなに気をつけて作業をしても根が傷つくなどガジュマルの株はダメージを受けているからです。

ガジュマルが回復して新しい環境に慣れたら室内のどこにでも置くことができます。

ガジュマルは南国生まれで日の光が大好きな植物なので、太陽の光がさんさんと降り注ぐ窓辺などがベストの位置であるように思われます。

しかしながら、ガジュマルのハイドロカルチャーを強い日光のもとにさらすと、水が暖められて根腐れを起こすこともあるので注意が必要です。

また直射日光のもとでは、ハイドロボールの劣化が早くなります。

直射日光への当てすぎには気をつけて下さい。

レースのカーテン越しに日光の当たる明るい窓辺など、日光が十分に降り注ぐけど直射日光ではないという場所が理想的です。

ちなみに、ガジュマルはじょうぶな植物なので、日陰に置いても成長してくれます。

しかしその場合はどうしても徒長気味になったり、光を求めて細い枝が不格好に伸びたりすることになります。

気になる場合はこまめに剪定したり、ときどき日なたに移動させたりすると良いです。

また、ガジュマルは暑さには強いが寒さには弱い植物です。

気温が5℃以下になると、葉が黄ばんで落ちてしまいます。

そのため冬の管理には注意を要します。

窓際の明るいところは昼間には良いですが、夜は外の冷気がガジュマルを襲います。

冬になったらガジュマルのハイドロカルチャーは、室内の温度の安定しているところで管理します。

そして昼間は定期的な日光浴をさせてあげて下さい。

ハイドロカルチャーの水の与え方は!?

水やりの基本は「乾いたらたっぷりと与える」ということです。

そしてハイドロカルチャーの場合には、乾燥よりも根腐れの方がしばしば問題になります。

ガジュマルを根腐れさせないようにするには、水に使っていた根をときどき空気に触れさせて呼吸させることが大切になります。

ガジュマルの場合、容器の底に水がなくなってから2〜3日待って、水をハイドロボールの高さの5分の1まで再び与えるのが基本です。

ハイドロボールが水を吸い込んでいるので、容器の底に水がなくなったら即水切れということにはなりません。

ガジュマルが休眠期にはいる冬は、さらに水を控え目にして下さい。

スポンサードリンク

ハイドロカルチャーの肥料の与え方は!?

土を使わないハイドロカルチャーの場合、養分は100パーセント肥料で補給しなければなりません。

したがって、肥料を与えるという作業は、土に植えられた植物よりもより大きな意味を持ちます。

ハイドロカルチャーの場合、肥料は液体肥料を希釈して与えます。

ただしハイドロカルチャーで育てられている植物の根は土植えのものより脆弱な傾向があるため、土植えと同じ濃度の肥料を与えると肥料焼けで根腐れを起こすことになるかもしれません。

液体肥料を使うときは、ハイドロカルチャー用の希釈倍率を記載してある製品を使用する方が安心です。

もちろん希釈度はその肥料の説明書きに必ず従って下さい。

ガジュマルのハイドロカルチャーに液体肥料を与える回数は、春から秋の成長期の場合、月2回を目安にします。

水やりの2回に1回くらいを、希釈した液体肥料に置き換えるとちょうどよいくらいです。

ガジュマルが休眠期に入って成長が止まってしまう冬には、肥料は不要です。

ハイドロカルチャーのガジュマルが枯れる原因や対策法とは!?

ガジュマル ハイドロカルチャー 植え替え 対策

ハイドロカルチャーが枯れる最も可能性の高い原因は、水のやり過ぎや水が悪くなってしまうことです。

根腐れが起こってしまいます。

根腐れを起こしていることに気がついたら、ガジュマルの苗を容器から取り出してください。

根腐れを起こして黒くなっている部分を切り落とした後で、新しいハイドロボールや根腐れ防止剤を使ってハイドロカルチャーを作り直します。

この時、ガジュマルの根はもちろん使用している容器もきれいに洗っておくのを忘れないようにして下さい。

環境を完全にリセットして新しいハイドロカルチャーに生まれ変わらせたら、後はきれいな水を与えて様子をみるようにしましょう。

ガジュマルのハイドロカルチャーの根腐れやカビの対策法は!?

ハイドロカルチャーは、土植えの植木鉢と異なって、穴の空いていない容器を使用するため水はけが悪く、どうしても根腐れを起こしやすい傾向があります。

また、ハイドロカルチャーのボールや植えてあるガジュマルの葉の表面に白くモコモコしたカビが発生することがありますが、これも水はけの悪さと水の与えすぎによるものです。

根腐れを防止するために、ハイドロカルチャーは根腐れ防止剤を使います。

またカビを除去するためには、木酢液をスプレーするなどの方法があります。

しかし根腐れ防止剤は一定期間がすぎると効果が薄れます。

またカビの胞子も簡単には消えて無くなりません。

しかもハイドロカルチャーの場合、植物が自然に排出する老廃物が分解されずに容器の底にたまっていきます。

水質の悪化を防ぐためにも、定期的な容器内部の掃除が必要になります。

そのためガジュマルのハイドロカルチャーは、1年に1回はガジュマルを取り出して、根腐れ防止剤を取り替え、ハイドロボールや容器を洗浄し、環境をリフレッシュして植え替えてやることが必要になります。

まとめ

ガジュマルのハイドロカルチャーの作り方、そして育て方、さらにその際の注意点について、ひととおりの説明を行いました。

ガジュマルはじょうぶで魅力的な観葉植物です。

ハイドロカルチャーに作り変えることで、土に植えたのでは得られない新しい楽しみ方をきっと見つけることができるでしょう。