アイビーは主にヨーロッパや西アジアから日本に伝わりました。

今でも多くの品種の名前には、英語のアイビー、学名のヘデラ、あるいは和名のキヅタが付けられています。

アイビーはカナリ−アイビー(オカメキヅタ)やイングリッシュアイビー(セイヨウキヅタ)などの種類に分かれています。

園芸用として最も多く市場に出回っているのは、ヘデラ・ヘリックスという学名で知られるイングリッシュアイビーです。

この種類は葉の色や大きさや形など、バリエーションの豊富さを誇っています。

アイビーの種類は沢山!人気な種類の名前をご紹介!

アイビー 種類 名前

まず特に人気の高いものを、最初に紹介していきます。

【ヘデラ・カナリエンシス(Hedera canariensis)】

カナリ−アイビーの別名(学名)です。

カナリ−アイビーの特徴は、葉が大型で20センチもあることです。

カナリ−アイビーは環境適応能力が抜群に高く、一度植えたらほとんど手間をかける必要がないため、広い面積をおおうグランドカバーによく使用されます。

【ヘデラ・カナリエンシス ’バリエガータ’(Hedera canariensis ‘Variegata’)】

ヘデラ・カナリエンシスの葉には白い斑が入っています。

バリエガータ(Variegata)とは「まだら」と言う意味です。

ヘデラ・カナリエンシスと同様に環境適応能力が高いためグラウンドカバーによく用いられています。

気温が0℃以下になると葉が赤く色づき、紅葉を楽しめます。

【ヘデラ・ヘリックス ’グレイシャー’(Hedera helix ‘Glacier’)】

イングリッシュアイビーの中でも人気があります。

グレイシャー(Glacier)という英語は、日本語で「氷河」という意味です。

葉に白い斑が入っていることが特徴で公共施設や学校や家の壁などさまざまな場所で見かけます。

【ヘデラ・ヘリックス ’ピッツバーグ’(Hedera helix ‘Pittsburgh’)】

アメリカ産アイビーの代表格です。

そしてグレイシャーと同じようにイングリッシュアイビーの人気者のひとつです。

濃い青緑の葉は寒さにも暑さにも強く丈夫でたくさん枝分かれをして成長がはやいことが特徴です。

気温が下がると紅葉を楽しむことができます。

グランドカバーによく使われる品種のひとつです。

【ヘデラ・ヘリックス ’ゴールドチャイルド’(Hedera helix ‘Goldchild’)】

葉の色が黄金色になる仲間のうちで最も一般的なものです。

1990年代にヨーロッパから大量に持ち込まれ、日本でも広く知られることになりました。

葉の色の美しさだけでなく、葉がカエデくらいの大きさしかない小ぶりなサイズであることも特徴のひとつです。

【ヘデラ・ヘリックス ’シャムロック’(Hedera helix ‘Shamrock’】

クローバー型のアイビーの代表的品種で、日本でも広く流通しています。

シャムロック(Schmrock)は、日本語ならクローバーやカタバミのような三つ葉の植物を意味します。

【ヘデラ・ヘリックス ’グリミー’(Hedera helix ’Glymii’)】

「グリムさんのアイビー」という意味です。

光沢のある緑色の葉が特徴です。

冬になると葉が深い紫色に変色してしまいますが、夏になるとまた緑に戻ります。

成長がはやい品種です。

「生け花アイビー」とも呼ばれ人気があります。

生け花だけでなく、つり鉢や寄せ植えにも向いています。

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【ヘデラ・ヘリックス ’ゴールドスターン’(Hedera helix ‘Goldstern’)】

黄色斑の人気種です。

葉が鳥の足のように見えるユニークな形も魅力のひとつです。

地植えに向かないので、寄せ植えや鉢植えやつり鉢で楽しむのがおすすめです。

【ヘデラ・ヘリックス ’グリーンリップル’(Hedera helix ‘Green Ripple’)】

鮮やかな緑色の星型の葉がさわやかな雰囲気です。

グリーンリップル(Green Ripple)とは日本語で「緑のさざなみ」という意味です。

地植えにすると、先祖返りして星型以外の葉が出やすくなります。そのため鉢で育てる方が安心です。

【ヘデラ・ロンベア(Hedera rhombea)】

日本の山野に自生しています。(韓国や台湾にも生えています。)

そのためジャパニーズアイビーやトウヨウキヅタとも、呼ばれています。

秋に紅葉して、その後すべて落葉します。そのためか、O. ヘンリーの「最後の一葉」という有名な単編小説に登場する蔦(ツタ)の葉はこれだ、という説があります。

6センチほどの大きさの葉は、分厚く光沢があります。春には黒く熟した実をつけることもあります。

葉っぱがハート型のかわいいアイビーの種類は?

アイビー 種類 名前 ハート

葉っぱがハート型のアイビーといえば、やはりスイートハートでしょう。

【ヘデラ・ヘリックス ’スイートハート’(Hedera helix ‘Sweetheart’)】

モスグリーン色の葉がハート型になっていることが最大の特徴であり魅力です。

この葉の形のおかげで、部屋を可愛く見せるインテリアの素材としてよく活用されています。

またフラワーアレンジメントで他の花を引き立てる役割を果たしたり、ブーケの欠かせない素材となったり、形のおかげでずいぶん得をしているような気がします。

耐陰性があり丈夫なので、安心して育てることができます。

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葉っぱが小さいアイビーの種類とは?

葉っぱが小さい種類のうち、代表的なものを紹介します。

【ヘデラ・ヘリックス ’グリーンフェザー’(Hedera helix ‘Green Feather’)】

アメリカ原産です。クローバーに似た丸く小さな葉は、大きくても3センチほどです。

【ヘデラ・ヘリックス ’ダックフット’(Hedera helix ‘Duckfoot’)】

「アヒルの足」のような形の小さな葉が可愛らしいです。

成長がとても早く、ぐんぐん枝分かれをしてツルを伸ばし葉を密に茂らせます。寄せ植えに向いています。

【ヘデラ・ヘリックス ’スペチュリィ’(Hedera helix ‘Spetchly’)】

世界で一番小さな葉のアイビーといえば、おそらくこのスペチュリィでしょう。

ここで紹介した他のアイビーと比べても、群を抜いて小さいはずです。

小さい葉なら1センチ、大きくても2〜3センチほどの大きさです。

まとめ

市場でよく見ることができるものを中心に、さまざまなアイビーを特色別に取り上げました。

特に園芸用の改良が進んでいるイングリッシュアイビーには豊富なバリエーションがあり用途や楽しみ方もいろいろです。