アイビーには、抜群の環境適応能力があります。

耐陰性がある一方で日光も大好きというアイビーを室内で育てる場合には、どのような形で、その環境適応能力を生かしてあげれば良いのでしょうか?

ここでは、アイビーの室内での育て方や楽しみ方について、いくつかのトピックを紹介します。

アイビーの室内での上手な育て方とは!?

アイビー 室内 育て方

アイビーを室内で育てるときは、他の多くの観葉植物のように、レースのカーテン越しに日の光が差し込む、明るい日陰になっている場所に置くことが望ましいです。

ただし空気の入れ換えがほとんどないところは、アイビーにとって居心地がよくありません。

こまめに換気を行うようにすると、置き場所としては理想的になります。

またアイビーは耐陰性が高いため、万が一置き場所の明るさが十分に足りていない場合にはLEDなど人工の照明で光を補うことができるという点にも特徴があります。

キッチンなど土の入った鉢を持ち込みたくない場所ではハイドロカルチャーを試してみるのも良いアイデアです。

幸いアイビーは、ハイドロカルチャーに向いている植物のひとつです。

伸びすぎてはみ出しすぎたつるを切り取って水に挿しておくだけでもアイビーは簡単に発根します。

それを素材として、ハイドロカルチャーに挑戦してみましょう。

アイビーのハイドロカルチャーをうまく仕立てると水の取り替えなどの管理を適切に行えば病害虫の心配のない清潔な環境で何年もの間、アイビーの室内栽培を楽しむことができます。

室内での水やり方法は?

アイビーは、本来は乾燥気味の環境を好みます。

したがって水の与えすぎは根腐れの原因なるので要注意です。

ただしいつまでも水を与えないでいると、アイビーであっても当然枯れてしまいます。

真夏の暑い時期には、水切れに気をつけて「土が乾いたらたっぷり与える」のタイミングを守るようにしましょう。

そして水やりの後で受け皿にたまった水は、必ず捨てるようにします。

ハイドロカルチャーの場合には、もちろん水やりの手間は省けます。

しかし水の様子を常にチェックしておいて、水の入れ替えを適切に行うようにする必要があります。

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室内のアイビーに発生した虫の駆除方法や対策は?

室内でアイビーを育てていたら、虫が付く心配がないと思っている人はいないでしょうか?

ハイドロカルチャーでアイビーを栽培している場合、土も有機肥料も使わないので、アイビーに虫が付く心配はまずありません。

しかし土を入れた鉢のまま室内で栽培している場合は、事情は全く異なります。

アイビーの回りにコバエが飛んでいたとしたら、土の中に卵が産み付けられている可能性があります。

この場合、コバエは掃除機で吸い取って、土は全て新しいものに取り替えなければなりません。

室内で植物を育てているからといって虫が付かないということはありません。

虫は日陰でじめじめした場所に発生するので室内の環境は、虫にとったらむしろ好ましいのかもしれません。

室内のアイビーの冬越し方法は!?

アイビーには十分な耐寒性があるので、真冬の冷え切った部屋に長時間放置したくらいでは枯れません。

しかし日光に当てるため窓際に置いている場合、夜は逆に冷気に襲われることがあるので、注意しましょう。

冷気がひどい場合には、葉が変色することがあるかもしれません。

このような場合には、夜の間だけ部屋の奥の温かい場所に移動させて下さい。

室内で育てているアイビーが枯れる原因は!?

アイビーは虫がつきにくい植物です。

ましてハイドロカルチャーなど水耕栽培の場合は、病害虫が発生するリスク自体が非常に小さくなります。

室内で育てているアイビーが突然枯れてしまったとしたら、まず考えられるのは、水のやり過ぎです。

水耕栽培の場合でも、水替えを長期間忘れてしまうと、水が腐敗するなどしてアイビーも当然影響を受けます。

真夏にアイビーを窓際に置いている場合には、直射日光による葉の変色も疑わなければなりません。

その場合には、レースのカーテンを一枚窓にかけるだけで、光の当たり方がかなり柔らかくなります。

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室内でのアイビーの飾り方とは!?

室内でアイビーを育てている場合、一番簡単な飾り方は、容器に工夫をすることです。

植えたい容器に無理して水抜き用の穴を空ける必要もありません。

鉢カバーとして、あるいはハイドロカルチャー用の容器として使うのなら、穴は不必要です。

木箱、空き缶、籐のかご、カラフルな陶器など、センス次第でいろいろなものが使えます。

ハイドロカルチャーの容器に使うのなら、ビンやグラスなど、透明なガラス容器が便利です。

アイビーのひかえめな緑はどんな容器にも調和します。

単調な植木鉢をカラフルな容器に変えるだけで、アイビーの緑にいつもとは異なる新しい表情を与えることができます。

さまざまな容器でおしゃれに飾ったアイビーの鉢は、高い位置に飾るのが原則です。

アイビーはつるがどんどん下に向かって伸びて行くので、高いところから下に向かって垂らすように飾ると、インパクトがあります。

飾る場所は棚の高い段でもかまいません。

洒落たデザインのフラワースタンドにアイビーの鉢を飾って、つるを下へ向かって垂らすのも面白いかもしれません。

高いところから下に向かってアイビーのつるを垂らすという方法の他に、太い針金でフレームを作ってアイビーをそこに絡ませるという飾り方も可能です。

フレームの形は円形にしたり、四角形にしたり、可愛らしくハート型でまとめたりといろいろです。

また、室内に他の観葉植物を育てているならアイビーと組み合わせて寄せ植えにして育てるという方法も慣れ親しんだものに新しい表情を与えてくれます。

アイビーは他の観葉植物を上手に引き立ててくれるのです。

アイビーをつるす方法は?

アイビー 室内 育て方 ハンギング

アイビーのつるを下に向かって垂らすのなら、思い切って天井からつり下げてしまうのも良いアイデアです。

アイビーを天井からつるすためには、ハンギングプランターやハンギングバスケットを使います。

ハンギングプランターは、鉢やプランターを文字通りつるすことです。

ハンギングバスケットとは、空中へぶら下げられる容器に植物を植え付けて飾る方法です。

つり下げた容器の側面にも植物を植え付けることが可能なようにスリットが入っているものや全体がワイヤーでできているものもあります。

ハンギングプランターやハンギングバスケットをうまく利用することで、アイビーなど観葉植物を飾るスペースが大きく広がります。

しかも空間にぽっかり浮かんで見えるので、高い棚にアイビーを置くのとは異なる、新鮮な雰囲気で飾ることが可能です。

ただし、ハンギングプランターなどを天井からつるすときは、天井の強度とプランターの耐荷重に必ず注意して下さい。

まとめ

アイビーを室内で育てているときに注意すべきポイントや室内独特のアイビーの楽しみ方のアイデアなどについて紹介をしました。

アイビーは魅力的で育てやすい植物です。育てるときに神経を使うポイントはそれほど多くはありません。

土を使いたくないところでも、ハイドロカルチャーで栽培できます。

アイビーを室内で育てることの最大のメリットは、インテリアグリーンとして楽しめることです。

高いところからつるすことやワイヤーなどを使ってトピアリー仕立てにする、あるいはもっとシンプルに容器に凝ってみるなどいろいろな方法が楽しめます。

ここで取り上げた以外にも、楽しみ方がもっといろいろあるかもしれません。