アイビーはじょうぶな植物と考えられていますが、それでも枯れることがあります。

原因は育て方がよくなかったり、突然病害虫に襲われたりなどいくつかの可能性が考えられます。

ここではアイビーが枯れてしまう主な原因と取るべき対策について順を追って説明します。

アイビーが枯れる原因は何!?

アイビー 枯れる 原因

じょうぶなはずのアイビーが突然枯れてしまうのは、育て方に原因があることが多いようです。

一番多いのは、後述のとおり、水のやり過ぎによる根腐れです。

春から秋のアイビーの成長期には、土が乾いたらたっぷりと水を与えるのが原則です。

水を与えるときは、鉢の中にまんべんなく水が行き渡るように、数カ所から水を少しずつ注いで、鉢の穴から水が流れ出すまで続けます。

このとき受け皿にたまった水は、根腐れの原因になるので必ず捨てるようにします。

一方冬になったら、アイビーが成長を止めて休息期に入るので、水の与え方をより控え目にしなければなりません。

水やりのタイミングを「土が乾いたら」ではなく「土が乾いた後2〜3日待ってから」に変えて下さい。

また、アイビーを置く場所によっても問題が生じることがあります。

アイビーは耐陰性があるため日陰や室内でも育ちますが、本来は日光が好きな植物です。

1日中閉め切った薄暗い部屋で育てると、徒長したり、ひどいときには成長できずに枯れてしまいます。

室内に置く場合はできるだけ明るい場所に置いて、換気も忘れないようにするべきです。

スポンサードリンク

葉が白い時は害虫の可能性!

アイビーの葉のツヤがなくなって、成長が鈍くなって枯れ始めたときは害虫が付いた可能性を疑って、すぐ退治するようにして下さい。

特にハダニは、最も発生しやすく、アイビーに最も大きな影響を与えるので注意しましょう。

ハダニは葉の裏側に寄生して栄養を吸収します。

そのため葉の表側から見ると、ハダニが噛んだ後が白い傷になって葉が全体的に白っぽく見えるようになります。

状況がさらにひどくなれば蜘蛛の巣のような糸が絡まり、最終的には株全体が勢いを失って枯れてしまいます。

ハダニの退治には薬剤散布が一番簡単で確実です。

無事退治できた後は、株を剪定して風通しを良くしたり、鉢ごと風通しの良い場所に移動させたりします。

ハダニが繁殖するのを予防するためには、葉の裏に霧吹きでたっぷり水を吹きかける(これを葉水といいます)ことを習慣づけるようにすれば、安心です。

葉が落ちる時は立ち枯れの可能性!

地面に接している部分の根が腐り、茎がしなびて元気がなくなりはじめたり、葉がポロポロと落ちるようになって枯れ始めたとしたら、アイビーが立ち枯れ病にかかってしまった可能性があります。

これは土がカビに汚染されたことによって発生する病気です。

植物の根がカビで腐って水分や栄養を吸収できなくなり、文字通り立ち枯れしてしまうものです。

このようなときには、汚染されたアイビーはすべて処分して、土は新しいものに入れ替えてしまうことを覚悟しなければなりません。

スポンサードリンク

葉が枯れる時は植え替えに失敗の可能性!

アイビーを植え替えしたばかりなのに突然元気がなくなって、茎や葉が枯れはじめたときには、植え替えに失敗した可能性が大きいです。

そしてその原因として最もありそうなことは、植え替えの際に不用意に根をブチブチと切って痛めてしまった可能性です。

もし植え替えが原因でアイビーが枯れかけているのなら、そしてその原因が根をうっかり切ってしまったことによるのだとしたら、地上の部分も小さく刈り取って、パワーが落ちた根の機能に見合う大きさに合わせます。

葉を減らすことで、枯れてしまうのを防ぐのです。

そしてアイビーが受けるストレスを最小限にするために傷ついた株の鉢は日陰に動かしてしばらく養生させます。

それでも元気が戻らない場合には、市販の植物活力剤を試してみるのも良いでしょう。

葉先が黒くなる時は水のやりすぎ!?

アイビーの葉先が黒くなって、だんだんと元気がなくなってくるときは、のやりすぎで根腐れを起こしかけている可能性が高いです。

「水のやりすぎ」というのは意外なのですが、ガーデニング初心者が最もやりがちな失敗は、この「水のやりすぎ」なのです。

アイビーは乾燥気味を好む植物です。

毎日水をやって、土が常にじめじめ湿った状態でいることは、根腐れにそのままつながってしまいます。

鉢植えのアイビーに水を与えるときは、土が十分にかわいた時点で鉢の底から水が流れ出るほどたっぷりと与えるようにします。

受け皿にたまった水は必ず捨てましょう。

一方地植えにしたアイビーは、よほど長期間雨が降らない限り水を与える必要はありません。

アイビーが枯れてしまった時の対処法とは!?

アイビー 枯れる 原因 対処

アイビーが完全に枯れてしまった後では、残念ながら対策の取りようがありません。

枯れた株を完全に引っこ抜いて、新しい土に入れ換えて、新しい苗を植え直すだけです。

しかし、もし枯れてしまったアイビーの枝の中に少しでも元気な部分が残っていたら、その部分を切り取って挿し木か水挿しで増やすことを試みることができます。

アイビーのように本来は丈夫な植物なら、ただ水を入れた容器に元気な枝を挿すだけでも新しい根が出てくる可能性があります。

そして、残された枝が発根したら普通の苗と同じように清潔な土に植えて育てます。

アイビーが根腐れになってしまったら復活は出来るの!?

根腐れを起こしたアイビーは、植え直す必要があります。

まず鉢からアイビーの株を取り出します。

そして根腐れを起こして傷んで黒くなっている部分を取り除き、清潔な土を使って植え直し、最後に水をたっぷりと与えます。

その後、根をカットした分量にあわせて、地上の部分も小さめになるように剪定して下さい。

植え替えた後は日陰に鉢を置いて、1週間程度は養生させてやります。

まとめ

アイビーが枯れた(あるいは枯れそうになった)場合に考えられる原因と対策を並べてみました。

原因となることがらはいろいろありますが、初心者の場合、特に水のやり過ぎで根腐れを起こといった失敗が多いことがわかりました。

水不足にさせても当然枯れてしまいます。

水のやり方は実はとてもむずかしいのです。

試行錯誤で身につけて行く必要があるのかもしれません。