アンスリムはユニークな花が特徴的な観葉植物です。

赤いアンスリウムの花が特に印象的ですが、ピンクや白、グリーンなど、さまざまな色がそろっています。

観葉植物アンスリウムとはどんな植物なの!?

アンスリウム 観葉植物 育て方

サトイモ科アンスリム属に分類されるアンスリムの仲間は、熱帯アメリカに、600種類以上が分布しています。

アンスリムの花は、赤やピンク色のハート型(仏炎苞、ぶつえんほう)が特に印象的です。

しかしこの部分は花ではなく、ここから細い尾のように出てきた黄色い突起(肉穂花序、にくすいかじょ)が花の本体です。

仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などさまざまな色のものがあります。

厚みと光沢があって、ハート型、卵形、細長くとがったものなど形もさまざまです。

花が咲いた後には白や赤の球状の果実を房状につけ、その様子が特に美しい品種もあります。

アンスリウムの名前は、ギリシア語のアンサス(花)とオウラ(しっぽ)に由来しています。

なぜ「しっぽの花」になるかというと、肉穂花序の姿がしっぽのように見えるからです。

アンスリウムが日本に紹介されたのは明治時代のことです。

日本語の名前は「大紅団扇(おおべにうちわ)」と言います。

仏炎苞が、うちわのように見えることからつけられた名前です。

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アンスリウムの風水の意味や効果的な置き場所は?

風水によると、ンスリウムは恋愛運や結婚運のアップに大きな効果があるそうです。

アンスリウムの色と、ハート型の花びら(正確には仏炎苞)の形そのものに意味があるようです。

アンスリウムにはさまざまな色がありますが、特に赤やピンクのアンスリウムは風水的に大きな力があります。

恋愛運アップが目的の場合は部屋の西側、結婚運アップの場合には東側から東南側がベストの置き場所です。

ただしアンスリウムは直射日光に当たるのを嫌がるので、部屋の西側に置く場合には、窓をレースのカーテンでいつも覆うなどアンスリウムの居心地が良くなる工夫が必要になります。

観葉植物アンスリウムの基本の育て方とは!?

アンスリウムは「置き場所」「水やり」「肥料」の3点を押さえていれば、毎日の手入れが霧吹きで行う葉水のみで良い栽培が簡単な観葉植物です。

アンスリウムの置き場所は、室内の半日陰が最良です。

レースのカーテンを通して太陽光が届く窓際などが理想的です。

室外であっても半日陰に鉢を置くと大丈夫です。

逆に、室内の太陽光の届かない所に置くと日照不足で花が咲かなくなる可能性もあります。

太陽の光が届くこと、そしてそれが直射日光でないことが大切です。

冬になったら、周囲の温度にも気をつけなければなりません。

アンスリウムは寒さに弱いので、できれば10℃以上、最低でも5℃以上の環境がないと枯れてしまいます。

春から秋の間、屋外でアンスリウムを育てている場合でも冬の間は必ず室内に取り込んで下さい。

冬の間もアンスリウムの理想の置き場所は、レースのカーテン越しに太陽が届くような窓際です。

ただし夜も窓際に置いていると、冷気に当たって株が傷んでしまう可能性があるので夜の間だけは室内のもっと暖かい内側の場所に移動させるとよいでしょう。

水やりは、基本的には「乾いたらたっぷりと」です。

アンスリウムの根は多湿を嫌うので、乾かし気味に育てる方が良いのです。

また、使用する土もアンスリウムの根の性質に合わせて水はけのよいものを使って下さい。

たとえばパーライト・ピートモス・赤玉土を同量配合したしたものなどがあげられます。

アンスリウム専用の土も市販されているようなので、それを使うのも良い考えです。

ただしアンスリムの葉の方は、多湿状態が大好きです。

したがって根は乾かし気味に育てても、葉の方は霧吹きでは水をひんぱんに与えて多湿状態をできるだけキープするようにして下さい。

アンスリムには、それほど肥料は必要ありません。

春から秋までの間だけ、緩効性肥料を使えば十分です。

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アンスリウムの増やし方とは!?

アンスリウムを増やすには3つの方法があります。

親株から生えた子株を切り離す「株分け」、茎の途中から発根させたものを切り取って苗にする「とり木」、そして伸びすぎた茎をカットして苗をつくる「挿し木」です。

まず「株分け」です。

アンスリウムは親株のまわりに子株を作って大きくなる植物なので、増やす時には子株を株分けするのが一番簡単です。

鉢から抜き出して、手で根についている古い土を、軽くくずします。

そして子株の根元をつまんで、手で親株から引き離します。

親株・子株それぞれを、新しい清潔な土を使って植え直し、水をたっぷりと与えます。

株分けの最中に、黒く痛んだ根が見つかったら、清潔なナイフを使って取り除きましょう。

植え直した株は、2週間くらい日陰で管理します。

株分けは2年に1回くらい行わなければいけないので、植え替えの時期に合わせて行うと効率的です。

剥いだ部分に巻きつけて、ラップなどで覆ってしまいます。

そのまま発根するのを待って、根が出たら、親株から切り離してラップをはずし、水苔をつけたままで新しい鉢に植え付けます。

(なお、親株の苗を切り離した跡からも新しい芽が芽吹いてくるので、そのまま管理を続けて下さい。)

最後は「挿し木」です。

適期は毎年5月から8月です。

伸びすぎて元気のある茎を、10センチメートルから15センチメートルの長さに切り取ります。

できればその年に伸びた若い茎を使用します。

下の方に付いている葉を取り除いて、上部の葉を2〜3枚だけ残した茎を湿らせた清潔な土に挿します。

土が乾かないようにしながら、発根まで明るい日陰で管理します。

その後新しい葉が出てきたら、植え替えと同じように新しい鉢に移植して、ひとり立ちの株に育てます。

まとめ

アンスリウムはユニークな形の花が印象的な観葉植物です。

ただし花でなく葉や実を鑑賞するタイプの観葉植物も仲間には含まれています。

アンスリムの世界は、想像以上に複雑で豊かなものです。

しかしアンスリウムの栽培は、決して難しいものではありません。

置き場所(日照管理や温度管理)に注意し、水やりや肥料に気をつけ葉水をひんぱんに繰り返すことで健康で美しいアンスリムを長く楽しむことができるのです。